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11月11日は「配線器具の日」── コンセントから考える住まいのアップデート

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【リノベーション】

「配線器具の日」
11月11日といえばポッキーや独身の日が話題に上がりがちですが、実は住宅業界では「配線器具の日」として知られています。
数字の“1”が二つ並ぶ様子が 「コンセントの差し込み口」 に似ていることから、住まいの安全や快適さを支える配線器具に目を向けてもらう日として制定されました。
普段は意識しないコンセントですが、家の使い勝手や暮らし方を左右する重要な要素です。特に最近では、家電の増加や生活動線の変化により、コンセントの配置ひとつでストレスが大きく変わります。
 
パナソニックの調査では、自宅のコンセントの「位置」や「数」に不満を抱える人が約75%にのぼり、60年前の基準では現代の家電量とライフスタイルに対応しきれていない実態が浮き彫りになりました。パナソニックは11日、新築やリフォームの場でコンセント数を積極的に増やすよう、住宅メーカーや設計事務所と連携しながら業界全体のアップデートを進めていく方針を示しています。(記事の抜粋/朝日新聞)
 

リノベーションこそ「配線」を見直す絶好のタイミング

中古マンションや戸建てのリノベーションでは、間取りやデザインだけでなく、配線計画 を最適化することで住み心地が大きく向上します。
 
→ 使いたい場所にコンセントがない
スマホや家電の充電が集中してごちゃつく
掃除ロボットの基地が置けない
キッチン家電の増加でタコ足配線になっている
 
こうした不満は、配線計画を見直すことで一気に解消できます。
照明のスイッチ位置を変えたり、USBポート付きコンセントを追加したり、壁面にスッキリ納まるプレートデザインを選ぶなど、リノベーションは“見せるデザイン”と“暮らしの利便性”を両立させる絶好のチャンスです。
 

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